10月も下旬に差し掛かり、カレンダーをめくれば、もうすぐクリスマスや年末の足音が聞こえてくる時期になりました。この季節といえば、塾業界ではいよいよ「冬期講習」のシーズンです。当塾でも、中学3年生は12月上旬から、小学生および中学1・2年生は12月中旬から開講いたします。
ふと、自分が中学3年生の受験期だった頃を思い出します。 あの頃の私は、とにかく塾にこもりきりでした。午前中に3時間、午後にも3時間の授業があり、その後は夜遅くまで先生に見守られながらみんなで自習に励む日々。時には先生が差し入れでお菓子を買ってきてくれて、休憩時間にみんなでワイワイと息抜きをしたことも、今となっては温かい思い出です。 クリスマスの日も6時間しっかり授業を受け、そのあと教室でささやかなクリスマスパーティーをしたのは良いアクセントでした。受験はもちろん険しく厳しいものですが、「仲間と共に本気で乗り越えた経験」は、後振り返ったときにかけがえのない財産になるものだと実感しています。
この時期になると、いよいよ志望校の過去問を本格的に解き始め、得も言われぬ緊張感と高揚感に包まれていたのを覚えています。「絶対にこの高校に行くんだ」という強い意志を胸に、鉛筆を走らせていました。
塾講師となった今、胸を張って言えることがあります。それは、「この時期に過去問を解くことこそが、合格への最も確実なパスポートである」ということです。 過去問を解くことで、入試本番でどう解き進めるべきかの戦略が見え、合格ラインと自分の現在地との距離が正確に測れるようになります。
少し余談ですが、当時の私にとって忘れられない思い出があります。とある高校の国語の過去問で、百田尚樹氏の『永遠の0』が題材として出題されました。当時はまだ2013年で、現在ほど広く知られていたわけではありませんが、「なんだこの面白い小説は!」と衝撃を受け、受験の真っ最中であるにもかかわらず本屋へ走って買いに行ったのです。 携帯電話のない当時、それは最高の息抜きでした。結果的に『永遠の0』を3回も読みふけることになり、後にも先にも同じ小説をこれほど繰り返し読んだことはありません。今振り返ると、あの適度な息抜きと「知的なワクワク感」が、切羽詰まった受験期に良い精神的余裕を生み、結果として良い成果につながったのだと感じています。
受験勉強は、どうしても孤独になりがちです。ひとりで机に向かい、悩み、不安に押しつぶされそうになることもあるでしょう。 しかし、忘れないでほしいのは「あなたは一人で戦っているわけではない」ということです。
当塾では、泥臭く机に向かって努力したあとに、みんなで笑い合える温かい環境を用意しています。1人で悩むのではなく、ぜひ塾に足を運んで一緒に机を並べましょう。
【当塾の過去問解説講座について】
今年の冬、当塾の中3生向けには「過去問解説講座」を実施いたします。 土曜日の本番さながらの緊張感の中で1日かけて試験演習を行い、別日に徹底的な解説講義を行うプログラムです。
当塾には、筑波大学、京都大学大学院、早稲田大学、青山学院大学をはじめとする難関大学出身の講師陣が在籍しています。彼らが持つ高い分析力と実践的な解法指導により、合格への距離を劇的に縮めます。
切羽詰まった冬にするのではなく、正しい戦略と仲間との絆で「乗り越えてよかった」と言える冬にしませんか? 今年の冬も、講師一同、生徒の皆さんの挑戦を全力でサポートいたします。